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海洋散骨でペットを見送る。人気上昇中の新しい供養方法を徹底解説!

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大切な家族であるペットが亡くなった時、供養はどうするか決めていますか?

多くの飼い主さんは、「お手元供養」を選ばれていると思います。

そんな中、最近人気上昇中の「海洋散骨」をご存知ですか?

「海洋散骨」は、祭祀の目的を持って、故人を火葬した後その焼骨を粉状にして海へ散布することです。

海洋散骨は、ペットもできるんです!しかも大好きだった飼い主さんと一緒に散骨もできます!

この記事では、「海洋散骨がどんなものか」・「法律的に大丈夫か?」またその方法について解説していきますよ。

この記事を読めば、新しい供養の選択肢が増えて、あなたらしく愛するペットを見送る方法が見つかります。

目次

海洋散骨とは?

海洋散骨とは、火葬した焼骨を粉状にして海洋上に散布することです。

昔、テレビで船の上から、喪服を着た人が骨壺の中から粉状のものを海へ散布している場面がありましたが、あの場面が海洋散骨なんですね。

新型コロナウイルスの影響で墓参りや葬式の参列が難しくなる中で、人気が出てきたのが、海洋散骨なんです。

人気の理由は、

  • 海洋散骨業者が代理で散骨をしてくれる
  • 家族だけで船を貸し切って散骨できる
  • 維持費がかからない
  • お墓を作らなくていい

以上が考えられますね。

人間はもちろん、ペットも海洋散骨できますよ。

海洋散骨の種類

海洋散骨にも種類があります。

  • 個別チャーター散骨:家族だけの貸し切り(船長・添乗員が同乗して海洋葬を行う)
  • 合同散骨:複数で乗り合わせて合同で海洋葬を行う
  • 委託(代行)散骨:散骨業者に一任して代行で散骨してもらう

合同散骨は、複数の家族の乗り合わせなので、日にちの調整が必要ですが、費用は抑えられますよね。

また、委託散骨は、一般的には複数のご遺骨を散骨しますが、業者によっては、個別に散骨してくれることもあります。

法律的に大丈夫なの?

散骨は決まった法律がないので、違法行為ではありません。

ただ、散骨する場所や形状などの守るべき事柄はありますよ。

たとえば、火葬した焼骨は形状が分からないくらい粉状に砕く・公園や海水浴場など多くの人が利用する施設に散骨しないなど。

また、散骨業者には、厚生労働省から「散骨に関するガイドライン」が発表されていて

散骨をおこなう際に守るべき事項が決められています。

市や町の条例で散骨を禁止している場合もあるので、個人で散骨するのは難しいです。

専門の業者に依頼して散骨するのがいいですね。

費用はどれくらいかかるの?

海洋散骨の費用は、2万円~30万円くらいです。

散骨業者によっても、費用は様々です。

  • 代理散骨:2万円~
  • 家族貸し切り(船1隻チャーター):12万円~

散骨するために、焼骨を粉状にする粉骨代が別途かかりますので、最低でも5~6万円以上はかかると思っていたほうがいいですね。

海洋散骨のメリット・デメリット

海洋散骨には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

管理や維持費の費用がかからない

お墓参りに行かなくていい

ペットが大好きだった海へ還すことができる

宗教や宗派は関係なく、ペットと一緒に自然に還ることができる

デメリット

参拝できない

法律がないので、トラブルが起きやすい

すべて散骨すると遺骨が手元に残らない

将来的にペットの遺骨を守ってくれる人がいない場合や、海が好きだったペットと一緒に自然に還りたいと思う場合には、海洋散骨が向いていますね。

海洋散骨の流れは?

海洋散骨の流れをご紹介します。

  1. 家族で相談する(遺骨すべてを散骨するか、一部を手元供養にするかなど)
  2. 散骨業者を選んで相談する
  3. 散骨業者に申し込む
  4. ご遺骨を預けて粉骨してもらう(郵送や直接受け渡しができる)
  5. 海洋散骨をする
  6. 後日、散骨証明書と葬儀風景の写真が送付される
  7. 希望があれば、メモリアルクルーズができる

また、海上での散骨式の手順は、以下の通りです。

  1. 進行担当の挨拶
  2. 散骨
  3. 献花
  4. 献酒
  5. 黙とう
  6. 散骨ポイントを旋回
  7. 帰港

海洋散骨の注意点は?

海洋散骨をする場合には、散骨業者に依頼する必要があります。

現在、たくさんの散骨業者が存在しますので、悪徳業者に引っかからないように慎重に選ぶことが大切です。

いちらき

実際に散骨業者に依頼して遺骨を送ったが、送った住所に建物はなく廃墟だったという事例もありますよ!

では、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?

注意点は以下の通りです。

  • 会社のホームページに載っているお客様満足度の結果を信用しない
  • お店や会社が実在するか確認する(Googleストリートビューで確認するなど)
  • 安さにだまされない
  • 電話だけで契約しようとしないか
  • 散骨までの全工程を自社で行っているか
  • 個人経営の小さな会社なのに生前予約を前払いで受付ている

安いからといって選ぶとだまされることもあります。

「散骨代は無料だったのに、ほかのオプションが高価だった」なんてこともありますからね。

大事な遺骨を預けるのだから、安心して送り出せる業者を選びたいです。

また、服装は喪服でなくて大丈夫です。靴もヒールではなく滑らないものを選びましょう。

おすすめの海洋散骨業者は?

実際にいろいろ検索して、おすすめの海洋散骨業者を選んでみました。

あくまでも個人的な意見ですので参考になれば嬉しいです。

おすすめの海洋散骨業者

Sunny

シーセレモニー

お墓のミキワ

Sunny(サニー)

https://www.sankotsu-sunny.com/

散骨セレモニーと言えば暗いイメージがありますが、「明るく楽しい日にしたい」という願いから社名がSunnyになった会社です。

運営会社は「Dive Award株式会社」というスキューバダイビングの会社です。

専門知識と国内外に通じるマリンネットワークがあるので、信頼できますね。

また、散骨ポイントも水中生物や海流状況を見ているからこそ提案できる場所なので、ペットも永久に素晴らしい環境の中で自然に還ることができますね。

また、遺骨を郵送で送るのが嫌だったり、不安だったりする場合は、直接ご自宅まで遺骨を受け取りに来てもらうことができますよ。(エリア限定・有料)

いちらき

散骨業者が近くにあるなら、連絡してから直接遺骨を持ち込んでも大丈夫ですよ。

こちらでは、ペット散骨プランが以下のふたつあります。

ペットのみ散骨(ペットだけの散骨)→散骨場所が千葉・熱海・葉山・沖縄の四か所になる。

ペットと一緒に散骨(故人様と一緒に散骨)

ペットのみ散骨の場合の金額は以下のようになります↓↓

チャーター散骨→176,000円(粉骨代金は別途で加算)

合同散骨→121,000円(粉骨代金は別途で加算)

委託代行→60,500円(粉骨代金は別途で加算)

他のペットと一緒に散骨→55,000円(粉骨代金は別途で加算)

基本サービス内容は、

  • 献花用花びら
  • 船舶チャーター(チャーター料・燃料費・桟橋使用料・乗船保険など)
  • 散骨セレモニー
  • 写真サービス
  • 散骨証明書

になります。

・粉骨代金(小型犬、中型犬・猫他)→13,200円

・粉骨代金(大型犬)→19,800円

故人様と一緒に散骨する場合は、故人様の散骨費用に3万円~6万円くらい加算されるようですね。

また、散骨する場所や乗船人数、オプションなどで金額は変動しますよ。

いちらき

一周忌や命日などで、散骨場所にお参りしたい場合は「メモリアルクルーズ」ができます!

シーセレモニー

シーセレモニーは、海洋散骨を「海洋記念葬」と名付けている会社です。

「故人様の旅立ちを大切な記念日に、またご遺族様の新たな記念日になるように」という思いから名付けられました。

おもな特徴は以下の通りです↓

・自社所有のクルーザー多数

ハワイでの散骨も可能

専門のコンシェルジュがいて24時間年中無休で相談可能

乗船中の安全を守るために3つの保険に加入、万が一の事態でも手厚い補償

年忌法要クルーズもできる

シーセレモニーでも、遺骨の受け渡しは

  • 郵送
  • 出張サービス(エリア限定・有料)
  • シーセレモニーへの直接持ち込み

の3つから選べます。

ペット散骨プランの大まかな金額は、以下のようになります↓↓(粉骨代金は別途)

ご乗船飼い主の故人様と同時に散骨する場合:22,000円(税込)
代理飼い主の故人様と同時に散骨する場合:+16,500円(税込)
ご乗船ペットのご遺骨を単独で散骨する場合:121,000円から(税込)
代理ペットのご遺骨を単独で散骨する場合:55,000円(税込)
引用:シーセレモニー公式サイト

基本サービス内容は、

  • 船舶チャーター
  • 散骨セレモニー
  • 献花用花びら
  • 献花用日本酒
  • ドリンクサービス(乗船人数分)
  • お茶菓子(乗船人数分)
  • 写真サービス
  • 散骨証明書

上記のような感じですね。

いちらき

オプションもいろいろあるので、相談してみましょう。

お墓のミキワ

お墓のミキワは、墓じまいから供養先の紹介や海洋散骨など、葬送総合サービスの会社として全国展開している会社です。ペット散骨の場合は、代理散骨のみになっていますよ。

また、あなたの自宅が東京23区や半径20㎞圏内であれば無料で遺骨を取りにきてくれるサービスもありますよ。

もちろん、郵送や持ち込みでも大丈夫です。

いちらき

公式サイトでは、新型コロナウイルス対策で「持ち込み・来社」ができないと記載がありますので、確認してから動きましょう。

料金は以下の通りです↓

骨壺サイズ料金(税込)
2〜3寸16,500円
4〜5寸18,700円
6〜8寸20,900円
引用:お墓のミキワ公式サイト

含まれるサービスは、

  • 遺骨の乾燥
  • 粉骨
  • 海洋散骨
  • 散骨写真
  • 献花、献酒
  • 散骨証明書
  • 付属品処分
いちらき

代理散骨のみですが、低価格なのは助かりますね。

どの業者さんも、まずは問い合わせからなので、気になる場合は問い合わせをしてみましょう。

よくある質問

ペットの海洋散骨のよくある質問をQ&A方式でまとめました。

Q1. ペットの海洋散骨はどこでできますか?

A. ペットの海洋散骨は、日本全国の海で行うことができます。ただし、海岸や離島など、散骨が禁止されている場所もありますので、事前に確認が必要です。

Q2. ペットの海洋散骨にはいくらかかりますか?

A. ペットの海洋散骨の費用は、散骨業者や散骨する場所によって異なります。一般的には、10万円~20万円程度が相場となっています。

Q3. ペットの海洋散骨を行う際には、どのような手続きが必要ですか?

A. ペットの海洋散骨を行う際には、火葬業者にペットの遺体を火葬してもらう必要があります。火葬後、遺骨を粉末状にしてから、散骨業者に散骨を依頼します。

Q4. ペットの海洋散骨には、どのような注意点がありますか?

A. ペットの海洋散骨を行う際には、以下の点に注意が必要です。

  • 散骨する場所が散骨可能かどうかを確認する
  • 天候や海況に注意する
  • 散骨する際には他の船舶や人に迷惑をかけないようにする
  • 散骨した後に遺骨が漂流しないようにする

Q5. ペットの海洋散骨のメリットとデメリットは何ですか?

A. ペットの海洋散骨のメリットは、以下のとおりです。

  • 自然の中でペットの遺骨を供養することができる
  • 墓地や納骨堂を必要としない
  • 後継者がいなくても供養できる

ペットの海洋散骨のデメリットは、以下のとおりです。

  • 散骨する場所が限られている
  • 散骨の際には他の船舶や人に迷惑をかけないようにする必要がある
  • 散骨した後に遺骨が漂流する可能性がある

まとめ

今回は、ペットの海洋散骨について解説しました。

  • ペットの海洋散骨は近年人気が出てきている
  • 法律的にも認められている
  • 費用は業者や散骨メニューにもよるが、10万~20万円
  • 業者を選ぶ際は、資料取り寄せや会社の存在などをしっかり確認する

海洋散骨は、今からの時代にあった葬送方法です。

負担が少なく、後継者問題もないので、心おきなく見送りができます。

海はどこまでも繋がっています。

近くの海でも大切なペットを想えば、散骨場所が違っても想いは届くはずですね。

ペットの海洋散骨に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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