お仕事や家庭の事情で家を空けないといけない時、ワンちゃんをどこに預けるか悩みますよね。
「シニア犬だけど、預かってくれるかな?」
「介護が必要な犬なんだけど、どこに預ければ?」
「散歩とか行ってくれるかな?」
など、心配はつきませんね。
今はワンちゃんも長寿になってきましたが、年齢制限がある宿泊施設も多いので
シニア犬は預け先が見つかりにくいのも現実です。
ですが、ワンちゃんの高齢化にきちんと対応した施設やサービスも増えてきています。
ペットホテルや動物病院以外にも「ドッグホスト」や「老犬ホーム」の新しい選択肢ができました。
・「ドッグホスト」は、ワンちゃんをホームスティさせるようなサービス。
・「老犬ホーム」は、人間の介護施設と同じ役割をする場所.
この記事では、シニア犬を預ける時の宿泊施設の種類と注意点を解説しています。
この記事を読めば、あなたがお出かけをする時に
ワンちゃんを預ける場所で困ることはなくなりますよ。
また普段からこまめにチェックしたりしておくと緊急時に役に立ちます!
宿泊施設の種類
ワンちゃんの宿泊施設には以下の種類があります↓↓
✅動物病院
✅ペッホテル
✅老犬ホームとペットホテル併用型
✅ドックホスト
✅ペットシッター
詳しく解説していきますよ。
ペットホテル
宿泊施設といえば、最初の思いつくのはペットホテルですよね。
全国各地にあるので、手軽に利用できます。
利用料も小型犬で平均3000円くらいからとなっています。
散歩やトリミングをしてくれるホテルが多く、普段のフードや毛布を持ち込むことも可能なので安心ですね。
ケージで1日過ごす場合とケージフリーで過ごす場合があるので、ワンちゃんが快適に過ごせるほうを選びましょう!
動物病院
シニア犬で投薬や持病があるワンちゃんは、かかりつけ医のいる動物病院へ預けることもできます。
体調が急変しても獣医師が診てくれるのは大きなメリットですね。
ペットホテルも併設している病院も多いので、散歩やトリミングにも対応してくれますよ。
ただ、ケージに1日中入りっぱなしになる可能性もあるので、ワンちゃんがストレスを感じることもあります。
ケージに1日中入りっぱなしになる可能性もあるので、ストレスを感じることもあ
るよ!
老犬ホームとペットホテル併用型
引用:老犬ケア
ワンちゃんの高齢化に伴い、寝たきりや介助が必要なワンちゃんが増えています。
また飼い主さんも高齢化して家では飼えない場合も多くなっています。
そのような時にワンちゃんを受け入れてくれるのが「老犬ホーム」です。
最近では、ペットホテルを併用している老犬ホームが増えていますよ。
ペット介護士などの資格をもったスタッフがいますので、寝たきりや介助の必要なワンちゃんを安心して預けることができます。
ショートスティや1泊プランなどいろいろな預け方があるので相談しましょう。
散歩やアクティビティなどもしてくれるので、ワンちゃんは楽しめそうです。
ドッグホスト
ワンちゃんのホームスティと言えば想像しやすいと思いますが、「ドッグホスト」のお宅にワンちゃんを預けるサービスです。
以前よりもホストさんの数が増えているので、利用できる地域も大幅に広がっています。
厳正な審査を通過した愛犬家のドッグホストが預ってくれるし、
ドッグホストの家で飼われているワンちゃんと一緒に過ごせることもあるので、
あなたと離れていても寂しくないでしょう。
利用した人からはこのような声がありました↓↓
初めてのお泊りでとても心配しましたが、毎日届くレポートで普段通りに過ごしている事が確認できました。事前面接でも丁寧に対応してくださり、愛犬もすっかりなついた様子です。家に帰って来てからも2泊3日会わなかったとは思えないほどです。ありがとうございました。
レビュー投稿日 2022年6月2日
引用:https://doghuggy.com
利用料はまちまちなので、気になったら相談してみましょう!
夜にホストさんやホストさんのワンちゃんが一緒にいてくれるから安心ですね。
ペットシッター
自宅にペットシッターが来て、ワンちゃんのお世話をしてくれます。
ワンちゃんが過ごす環境が変わらないので、ワンちゃんのストレスは軽減するでしょう。
しかし、家の鍵を他人に渡すことや
夜間はワンちゃん1人になるのでリスクがありますね。
宿泊施設を選ぶ時の注意点
宿泊施設を選ぶ時にはいくつかの注意点があります。
注意点
💡「動物取扱業の登録」しているかの確認
💡預け先の下見や面談に必ず行くこと
「動物取扱業の登録」をしているか
大前提としてまずはこれを確認してもらいたいのが、
「動物取扱業の登録」をしているかの確認です。
現在の法律ではこのように決められています↓↓
業として、動物*の販売、保管、貸出し、訓練、展示、競りあっせん、譲受飼養を営利目的で行う場合は、営業を始めるに当たって登録をしなくてはなりません。代理販売やペットシッター、出張訓練などのように、動物の所有や飼養施設がない場合も、規制の対象になります。引用:環境省第一種動物取扱業者の規制
ペットホテルなどは「保管」に当たるので、動物取扱業の登録が必須です。
ネット予約する時もホームページに記載されているので、確認しましょうね。
ドッグホストに関しては、個人営業する場合は動物取扱業の登録が必要ですが
「Dog Huggy」などドッグホストのマッチング会社に登録している場合は、例外があります。
預け先の下見や面談に必ず行く
もうひとつ大事なことがあります。
それは、預け先の下見や面談に必ず行くことです。
あなたの目で、実際に施設や預ける人を見たり話したりすることで
大切なワンちゃんを預けられるかの判断ができます。
少しでも不安をなくすために必ず下見や面談をしましょう。
ワクチン接種などの証明が必要な場合もあるので、面談時に聞いてみて下さい。
その他の注意点
そのほかの注意点は以下になります↓↓
・年齢制限
・環境
・散歩の有無
・食事の持ち込み
・他の犬との接触
・SNSやブログの更新頻度や内容
詳しく解説しますね!
年齢制限
犬社会も高齢化になって年齢制限のないホテルも増えつつありますが、
年齢制限のあるホテルが多いです。
一般的に「生後三か月から10歳未満」となっています。
10歳以上になると環境の変化やストレスで病気になる可能性が高いので、受け入れる宿泊施設は少なくなります。
普段からリサーチをして年齢制限のないホテルを探してみましょう。
環境
ワンちゃんを預ける環境はとても大切です。
ケージに入れっぱなしで過ごすと、ワンちゃんはストレスを感じます。
少しでもケージから出られる環境のある宿泊施設を選びましょう。
散歩の有無
ワンちゃんが大好きな散歩をしてくれるかどうかも必須条件ですよね。
別に記事に書いていますが、シニア犬に散歩は必要なんですよ。
こちらの記事もご覧ください↓↓
特にあなたと離れて不安だし、寂しいしと思う気持ちを楽しいに変える最大のチャンスです。
短時間でも散歩があるところをおすすめします。
食事の持ち込み
環境が違うと、ワンちゃんも警戒して食事をしなくなったりします。
普段から食べているフードやフードボウルを持ち込めると安心ですね。
また、食事以外でも普段から使っている毛布なども持ち込めるとさらに安心です。
他犬との接触
ケージなしで預かってもらう場合、他のワンちゃんと一緒に過ごすことになりますよね。
万が一、お互いのワンちゃんにケガなどをさせないように
どのように過ごすのか説明してもらいましょう。
SNSやブログの更新頻度や内容
宿泊施設のSNSやブログをチェックするのも大事なことです。
ワンちゃんがどう過ごしているかなどの配信内容もしっかりチェックしましょう。
更新頻度が頻繁だと、常にワンちゃんを見てもらっている感じがあって個人的には安心です!
まとめ
・シニア犬を預ける宿泊施設は、ペットホテルや動物病院・老犬ホーム・ドッグホストなどがある。
・シニア犬を預ける時には「動物取扱業」の登録を確認してから利用する。
・面談や下見に必ず行く。
・年齢制限や散歩の有無など確認しておく。
シニア犬は、宿泊施設が見つかりにくいです。
ですが、最近は高齢犬が増えているので
老犬ホームとペットホテルが一緒になった
施設も多く誕生しています。
選択肢が増えたことは嬉しいですね。
いざという時に困らないように普段からリサーチですよ。
大切な家族なので、ワンちゃん第一で考えて選んで下さい。
シニア犬の記事はこちらにもありますので、よければご覧ください↓↓