帽子の中の酸っぱい匂い、気になりますよね。
自分でも鼻が曲がるかと思うくらい強烈な匂いがすると、「帽子の酸っぱい匂いの取り方を知りたい」と思います。
そこで今回は、「帽子の酸っぱいの取り方は?汗臭い原因と対策」について解説します。
帽子の酸っぱいの取り方を知っておけば、お手入れもスムーズに進みますね。
また、汗臭い原因と対策についても解説しているので、帽子が臭くなる前に予防できるし気持ちよく帽子を被ることができますよ。
ぜひ、最後までご覧ください。
帽子の酸っぱいの取り方は?
帽子の酸っぱい匂いの取り方は、こちらです↓↓
・水拭きをして日陰に干す。
・酸素系漂白剤(粉末)で予洗いする。
・専門のクリーニング店にお願いする。
詳しく解説していきますよ。
水拭きをして日陰に干す
帽子の酸っぱい匂いを取る簡単な方法です。
①水に濡らして硬く絞った布で、帽子の中のおでこが当たる部分や他に汗が付きやすい部分を拭く。
②水気があれば拭き取って、そのまま陰干しする。
これなら、毎日の作業終わりにでもお手入れすることができますよね。
この方法をすることで、帽子の中にあった水分は乾燥して雑菌の繁殖が抑えられ、匂いが消えやすくなるのです!
酸素系漂白剤(粉末)で洗う
酸素系漂白剤(粉末)を使ってつけ置き洗いをしましょう。
洗濯する場合は、必ず洗濯表示を確認して洗えるがどうかの確認をしてくださいね。
また、色落ちしないかも確認してください。
①酸素系漂白剤を溶かした50度から60度のお湯の中に帽子を浸す。
②1時間~2時間経ったら帽子取り出してきれいにすすぐ。
③タオルドライして形を整えて陰干しする。
皮脂汚れは油性で、高温のお湯によく溶ける性質があります。
なので、お湯の温度をきちんと守ってください。
あまりの高温だと帽子も傷みますし、やけどなどのケガに繋がりますよ。
毎日は大変なので、1週間に1回くらいで大丈夫です。
注意点は、酸素系漂白剤に浸す時間と温度を守ること・帽子を干す時はピンチに吊るさないことです。
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専門のクリーニング店にお願いする
洗濯できない素材の帽子の場合は、帽子専門のクリーニング店にお願いするのがいいですね。
こちらのリネットは帽子専門ではありませんが、クリーニングしてくれる帽子もあるので試してみる価値はありますよ↓↓
どうしても自分でお手入れしたい場合は、最初に紹介した水ぶきをして日陰に干すのをおすすめします。
帽子が汗臭い原因は?
帽子が汗臭い原因は、雑菌の繁殖です。
雑菌が繁殖しやすい環境は高温多湿で、帽子の中は繁殖し放題の場所なのです。
汗の中に含まれるミネラルや皮脂や垢などを餌にして雑菌は繁殖。
この雑菌が悪臭の元を放つので、汗臭くなるのです。
なので、帽子をずっとかぶり続けると雑菌の繁殖も活発になりますよね。
帽子の匂い対策は?
帽子から酸っぱい匂いがしないようにするための対策を紹介します↓↓
・こまめに脱ぐ。
・手洗いする。
・消臭アイテムを使う。
どの対策も知っておくと役に立ちますよ!
どうしても時間がなくて洗濯機で洗う場合は、帽子の型崩れを防ぐネットに入れてドライコースや手洗いコースで洗ってください。
こまめに脱ぐ
長時間、帽子の中を高温多湿にしないためにも、こまめに帽子を脱いで汗を拭いたり、帽子の中を乾拭きしたりしましょう。
どうしても仕事中だと難しいかもしれませんが、ちょっとの隙間でもいいので脱いでおくと雑菌の繁殖を遅らせることができます。
手洗いする
洗濯機で洗うのが簡単ですが、基本的に帽子は手洗いするものなので、お休みの日にしっかり洗ってあげましょう。
洗濯前には、必ず洗えるのか洗濯表示で確認します。
それから、洗剤を白い布に少しつけて帽子の目立たない場所で布に色が付かないか、色落ちを確認してください。
キャップの場合
洗う前にガムテープや使わない歯ブラシでほこりやゴミを落とします。
ほこりなどを先に落としておくと効率的に洗濯できますよ。
①帽子の中にある、おでこが当たる部分や直接肌が触れる部分を洗濯用固形石鹸と歯ブラシで洗う。(ゴシゴシ洗うと繊維が傷みやすいので、歯ブラシで泡立てながら洗う)
②丁寧に洗ったら、普段使っている洗濯洗剤を溶かしたぬるま湯に帽子を浸して洗う。
③つばの部分が曲がったり折れないように、優しく押し洗いする。
④きれいな水で何回かすすいでタオルドライする。
⑤ある程度タオルドライしたら、帽子の形を整えて風通しの良い場所で陰干しする。
(ザルの上に干す・丸めたタオルを帽子の中に入れて干す)
洗濯ばさみで吊るして干すのは、帽子の形が崩れるのでやめましょう。
ニット帽の場合
ニット帽を洗う洗剤は、おしゃれ着洗い用を使いましょう。
①30度程度のぬるま湯におしゃれ着用の洗剤を溶かす。
②そこにニット帽を浸してゴム手袋などを着用した後に優しく押し洗いする。
③型崩れしないように20回から30回ほど押し洗いする。
④押し洗いが終わったらギュっと握るように絞り、新しい水で洗剤が残らないようにすすぐ。
⑤2回くらいすすいだら、タオルドライする。
⑥タオルドライが終わったら、柔軟剤を溶かした水にニット帽を浸す。
⑦優しく押し洗いして、再びギュっと握るように絞りタオルドライする。
⑧平干し専用のネットに入れたり、ピンチハンガーの上に広げて陰干しする。
天然素材でできている帽子
麦わら帽子などの天然素材でできている帽子は、洗濯できないのでこちらの方法でお手入れしてください↓↓
①濡れタオルや除菌ウェットティッシュで内側や汚れている所を軽く拭く。
②風通しの良い場所に陰干しする。
帽子の内側部分に汗が染み込んでいる場合は、使い古した歯ブラシに水と少量の洗濯用固形石鹸をつけて軽くこすりましょう。
汚れが落ちたら、きれいに洗った歯ブラシで少しこすってタオルで水気を拭いてください。
乾いた後に白く石鹸が残っていたら、再度歯ブラシでこすって水気を拭きましょう。
何度か繰り返すと白く残らなくなりますよ。
レザー素材の帽子
レザー素材の帽子を洗う場合は、革用の洗剤を使いましょう。
①革用洗剤を冷水に溶かして帽子をつけ置きする。
②汚れた部分を使い古した歯ブラシで軽くこする。
③タオルドライしてある程度水気を取ったら、レザーオイルを塗る。
④形を整えて、日陰で完全に乾くまで干す。
消臭アイテムを使う
洗えない帽子や酸っぱい匂いをすぐに消したいなら、消臭アイテムを使いましょう。
消臭アイテムといえば、市販されているものがたくさんありますが、帽子専用の消臭アイテムを使ったほうがいいですね。
おすすめはこちらです↓↓
・ハットランドリー
・制菌ライナー
ハットランドリー
ハットランドリーは、悪臭を分解して悪臭の根本から消臭してくれます。
手軽に消臭できて、悪臭に悩まされることなく作業が進みますよ。
制菌ライナー
制菌ライナーは、おでこが当たる部分に貼って使う消臭アイテムです。
吸汗・速乾・防汚効果があり洗濯可能なので、お財布に優しく時短になりますよね。
まとめ
今回は、帽子の酸っぱい匂いの取り方や汗臭い原因と対策を紹介しました。
帽子の酸っぱい匂いは気になるので、できるだけ早く消したいです。
とはいえ、頻繁に洗濯するのも大変ですよね。
この記事で、帽子の酸っぱい匂いの取り方を知ってもらえると、お手入れの時短になります。
汗臭い原因は雑菌の繁殖なので、帽子の中が蒸れないように頭の汗もしっかり拭きましょう。
帽子の酸っぱい匂いの対策もいくつか紹介していますので、試してみてくださいね。