田舎への移住を考えている人が多いですが、「田舎の人間関係にうんざりする」という声もよく聞きます。
自然豊かな環境や静かな生活に憧れて田舎へ引っ越したけど、人間関係が原因で都会に戻りたくなることもありますよね。
この記事では、田舎の人間関係にうんざりする理由や、都会との違い、そして特徴について解説します。
田舎の人間関係のうんざりする点や都会との違いを知ることで、自分がどうすれば楽に人間関係を築けるかが分かります。
また、田舎の人間関係の特徴も解説しているので、「この人はこんな人か」と受け流すことができますよ。
田舎の人間関係にうんざりするのはなぜ?
田舎の人間関係にうんざりするのにはいくつか理由があります。
・デリカシーがない
・お世話好き
・考え方が古い
・情報の流れが速い
詳しく解説していきますよ。
デリカシーがない
田舎の人間関係でうんざりする理由で、最初に思い浮かぶのはデリカシーのなさです。
他人に「これを聞いたら失礼だ」とか「これを言ったら傷つくから言えない」など思わずに直球で聞いたり言ったりします。
長年田舎に住んでいる私でも、「そこまで言わなくても…」と思うことも多いですね。
また、離婚や結婚には敏感で、「どこどこの誰と誰が離婚したって」などはよく聞きます。
離婚理由まで知ってる人もいるので、ビックリしますよ。
家庭内の事情を知ってるのでうんざりしますね。
お世話好き
人のお世話をするのが好きな人がいるとうんざりしますね。
頼んでもいないのに、次から次へとお世話しようとします。
ただ、悪気はないので何も言えずにストレスが溜まってしまいますよね。
最近は高齢化が進んで、お世話好きな方は減ってきています。
考え方が古い
考え方が古い人がいるのもうんざりします。
考え方が古すぎて話しが通じないので、会話するのも嫌になりますね。
今はこんな時代だと説明しても、受け入れてくれないことがたくさんあります。
たとえば、在宅ワークを認めてくれないとか、長男が親の面倒は見ないといけないとかありますね。
私の地域ではカトリックは末っ子が親の面倒を見るようになってますよ。
ネットも個人情報を抜かれるから危険と思っている人も多いです。
情報の流れが速い
田舎では人口が少ないので、情報が流れるのが速いのもうんざりです。
田舎だとご近所付き合いが濃いので、家族構成や仕事などを把握されています。
プライベートな情報がすぐに広まることが多いので、気を抜くと自分の行動がすぐに噂の種になることも。
夜間に救急車で運ばれた人まで知ってる人もいますよ。
田舎の人間関係の特徴
田舎の人間関係の特徴を調べてみました↓↓
・人間関係が濃い
・地域の活動に参加しないと変な噂が立つ
・よそ者扱いされる
・常に見られている感覚
調べてみると、いろいろありましたね。
このような特徴を知っていれば受け流すことができるので、うんざりすることもないですよ。
人間関係が濃い
田舎は、あまり人の出入りがありません。
学校の先生など転勤されるお仕事の方が入れ替わるか、子供の進学で家族で引っ越すかくらいです。
なので、一度関わりを持つと長くお付き合いすることが多いです。
そのため人間関係が濃く、蔤なお付き合いになってますね。
そして、人間関係が濃いからこそ早く結婚する人が多いですよ。幼馴染であったり、親が仲良しで子供同士で結婚したとか。
中学校から付き合ってそのまま結婚もあります!
地域の活動に参加しないと変な噂が立つ
田舎には清掃活動や、地域のお祭りなどの昔からの習わしがあります。
清掃活動やお祭りなどに参加しないと、「どうしていつもこない?」となって「あそこの人は〇〇だから…。」みたいな噂が立ちます。
できるだけ参加すると、頑張る人とか良い人と良い印象を抱いてくれるので、短時間でも参加するといいですね。
挨拶するだけでも違いますよ。
よそ者扱いされる
今は昔ほど、よそ者扱いする人は減ってると思いますが、一部にはいますね。
田舎に嫁いでくれるお嫁さんもいますが、離婚率も高いです。
周りに知り合いがいない中に一人で田舎にきて、頑張っているもののどこかで「よそ者扱い」を受けている人もいます。
ファッションに敏感な人が田舎で最新のファッションをしていると、「あの人は都会育ちで…」とよそ者扱いされる人も。
常に見られている感覚
田舎にいると、常に見られているような感覚になることがあります。
実際に見られているわけではないのですが、車で人前を通過する時にじーっと運転席を見つめる人が多いです。
また、ご近所の方だと車の有無などで生活パターンを覚えていて、買い物先で会った時に「こないだは〇日いなかったね」とか言われることも。
なので、常に見られている感覚があると思います。
Xでこんなポストを発見↓↓まさにこんな感じですね。
田舎の道端を歩くのは高齢者と職にあぶれた人くらいで移動は専ら自動車。高校を卒業するや否や運転免許を取得することになる。田舎の男は車が好きでやることもないので無理して買った車を日がな磨いている。村人は相互監視していて道を歩く人に好奇な視線を送る…。
— 駄作 (@dasaku_watanabe) September 7, 2024
田舎の人間関係は都会と違う?
田舎の人間関係は都会とは違いますよね。都会の人ってさっぱりしている印象があります。
田舎と都会の人間関係の違いはこちら↓↓
・人との距離感
・対話の頻度
・長期的な付き合い
確かに人との距離感は違いますよね。
都会から来るといちばんにうんざりって思うことかもしれません。
人との距離感
田舎の人は、人との距離感が近いです。
ご近所さんは親戚くらいの距離感で接してくるので、関わり方が難しいですね。
都会の人は、親しい人以外にあまり関わらず、人との距離をしっかりとります。
ご近所さんの顔も知らない人が多かったりしますよね。
あまり他人に関心がないので、自由に人と関わることができます。
対話の頻度
田舎では、日常生活の中で他人と話す機会が多いです。
住民同士の顔なじみが多いため、ちょっとした買い物や散歩でも誰かに会うことが多く、自然と対話の頻度が高くなります。
都会ではそのような自然な交流が少なく、隣人とすれ違っても挨拶すらしないことも。
都会の人はプライバシーを重視し、必要以上の接触を避ける傾向があるようですね。
長期的な付き合い
田舎では、長い間同じ場所に住む人が多いため、住民同士の付き合いが長期的になります。
家族代々その土地に住んでいる場合も多く、親子で同じ人間関係を築いていることも珍しくありません。
このため人間関係が一時的ではなく、ずっと続きます。
都会では転勤や引っ越しが頻繁で、人間関係が短期的なものになることが多いです。
同じ場所にずっと住むことが少なく、仕事や趣味の場で新しい人間関係を作り続けることが普通です。
環境が変わるたびに新しい人間関係を築き直すことができるので、自分に合ったお付き合いを選べますね。
まとめ
今回は、田舎の人間関係にうんざりするのはなぜ?都会との違いや特徴について解説しました。
こうやって調べてみると、田舎の人間関係はやはり大変だと改めて思いました。
ですが、災害があった時には助け合うことができるので、そこは良いなと思います。
田舎の人間関係にうんざりしている方や、これから田舎に移住しようと考えている方は、こうした違いや特徴を理解し、何を言われても気にしないで「受け流す」ようにしましょう。
都会との違いを受け入れ、コミュニティとの付き合い方を工夫すれば、田舎でも心地よい生活を送るこができますよ。