「うちの犬、最近よく寝るなあ」
「毛ツヤがなくなってパサパサしてきた」
こんなお悩みありませんか?
もしかしたら「シニア期」のサインかもしれません。
一般的に7歳くらいから老化が表れることが多いので、ペットフードも7歳からシニア向けに作られていますよね。
この記事では、シニア期のサインやシニア犬が過ごしやすい環境作りについて解説しています。
この記事を読めば、あなたのワンちゃんが出すサインに気づきやすいので
早めのシニア犬対策がとれるようになりますよ!
シニア期って何歳から?
「何歳からがシニア犬です!」というはっきりとした定義はありません。
一般的に7歳くらいから、シニア期のサインが表れることが多いので
目安として7歳くらいと考えられています。
ですが、7歳だからとすべてのワンちゃんがシニア犬ということではありません。
人間でも「高齢者」と呼ばれる年齢の人でも若く元気な人がいますよね。
ワンちゃんも同じで、「7歳だからシニア犬」と決めずにワンちゃんの様子を見て判断しましょう。
シニア期のサイン
シニア期のサインにはこのようなものがあります↓↓
✅寝ている時間が長くなる
✅階段を嫌がる
✅食欲に変化がでる
✅口臭がきつい
✅皮膚・毛ツヤの変化
✅物や壁にぶつかる
詳しく解説していきますよ!
寝ている時間が長くなる
今まではお昼でもそんなに寝ることがなかったワンちゃんが、大好きなおもちゃで遊ぶよりも寝ることを選ぶようになります。
うちのワン子もよく寝てますよ。
気分次第でおもちゃをくわえて持ってきますが(^-^)
階段を嫌がる
勢いよく昇れていた階段やちょっとした段差を嫌がるようになったらシニア期のサインです。
老化により、関節の痛みや筋力低下が起こりやすくなります。
人間も同じで年齢を重ねると膝や関節の痛みで階段などの段差が歩けなくなりますよね。
散歩を嫌がるワンちゃんもいますが、散歩はシニア犬に必要なことなので無理のない範囲で連れていって下さい。
シニア犬の散歩についてはこちらで詳しく解説しています↓↓
食欲に変化がでる
食べる量が多くなったり、少なくなったりしたらシニア期のサイン。
飲み込む力や消化機能の低下で小食になります。
反対に食の好みが変わって好きなものであれば、食欲が増すこともありますよ。
食べたのに、すぐごはんを要求する場合は認知症や糖尿病などの病気の可能性があるので
獣医師へ相談して下さいね。
口臭がきつい
ワンちゃんの口臭がきつくなってきます。
歯周病や内臓疾患がある場合は、口臭がきつくなってきますので注意が必要ですね。
毎日、歯磨きや歯茎チェックをしていきましょう。
皮膚・毛ツヤの変化
皮膚に弾力がなくなって乾燥しやすくなります。
毛も色も薄くなってきます。
代謝が悪くなってくるため、抜け毛も増えてきますよ。
ブラッシングをして血流をよくしましょう。
物や壁にぶつかる
普段は家の中で物や壁にぶつかったりしないのに、ぶつかることが増えたりします。
視力や認識力が低下してくるので、顔や目の高さに当たる物は置かないようにしましょう。
快適な環境作り
シニア期に入るとワンちゃんが生活する環境作りは大事になります。
今まで見えていたものが見えなくなったり
ニオイや音を感じられなくなったりするのでワンちゃんも不安になります。
少しでも快適に安心してワンちゃんが生活できるように工夫することが大切ですよ。
足元強化
フローリンクだと滑りやすいので、タイルマットやコルクマットを敷きましょう。
足腰の負担がかからないように、階段には滑り止めマットを。
ソファーと床の間に段差クッションを置くのもワンちゃんが快適に移動できていいですね!
温度管理
シニア期になると、ワンちゃんの体温調節が難しくなるので、温度や湿度に気をつけましょう。
夏の室温:23~28度 湿度50~60%
冬の室温:18~22度 湿度40~60%
暖房や冷房を上手に使ったり、洋服を着せたりして体温調節をします。
また、換気も大事なので空気の入れ替えも忘れずに。
外のニオイはワンちゃんに刺激を与えてくれますよ。
体調チェック
普段からワンちゃんと遊ぶことで、ワンちゃんの体調チェックができます。
元気に反応してくれるとか、あまり遊ばないなどちょっとした変化に気づけますよね。
なにより、あなたが一緒に遊んでくれることが一番うれしいことなので
ワンちゃんもあなたもいいことづくしです。
健康管理
マッサージやブラッシングをすることで、できものや痛がる部位の発見につながります。
また、血行が良くなるので動きやすくなりますね。
あなたに触れてもらうことが大好きなワンちゃんにとっては、
最高に幸せな時間ですから
できるだけ毎日マッサージやブラッシングをしましょう。
まとめ
- シニア期は、一般的に7歳から
- シニア期に入ると、寝る時間が長くなったり階段を嫌がったりする
- ワンちゃんが快適に過ごせるように、足元管理や体調管理など環境作りをしっかりする
一般的には7歳からがシニア犬ですが、ワンちゃんそれぞれで違いますので
ワンちゃんの様子をしっかり観察して下さいね。
年齢に関係なく、ワンちゃんとの生活の中で少しでも変化が見えたら、この記事を参考にして下さい。